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2008/02/24に記された、映画監督原田眞人氏のダイヤリーを以下に抜粋します。

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■「カサブランカ」

ボギーの魅力のみで成立している娯楽映画。名画としてではなくハリウッド・システムを代表する一本として偉大なる100本に選出されていることを忘れてはならない。正直、作品としては凡作だ。殊に前半がお粗末。主要登場人物はすべて登場前に噂話で解説。二流の戯曲の手法。後半、大混乱の現場で応急処置された行き当たりばったりの脚本が逆にボギーの個性を引き立たせた。

日本では、"Here's looking at you kid" "Round up the usual suspect!"といった名台詞が誤訳されている。

さすがに後者の「犯人を探せ」という一言が名台詞だと思っている映画ファンはいないようだが、前者の「君の瞳に乾杯」にはファンが多い。おそろしいことだ。

こんなキザな台詞を言わないからリックは魅力があるというのに。英語のニュアンスは腕白坊主相手に「おまえから目を離さないぞ」といった意味が強いんじゃないか。確かに日本語にするのはむずかしい。が、絶対的に「君の瞳」ではないし「乾杯」とも違う。

Here's to you.と言ったら乾杯の発声に使われるが「乾杯」という意味ではない。日本語でも「乾杯」の一語を使わず「君のために」などと言って献杯する。Toastではないのだから「乾杯」という短い単語に逃げてはいけない。

さらにチープ・キザにもならずにリックの気持ちを表現しなければならない。なにせ、三回も使われるキーワードだから。おれの感覚では「眺めさせてもらうよ、キッド」。


後者("Round up the usual suspect!")はやはり三回使われる。一度目は警察放送。徐々に変型して最後にクロード・レインズの名台詞となる。「いつもの容疑者を狩り集めろ」だ。字数は「犯人を探せ」の倍以上だが十分読める。無論、ブライアン・シンガーの出世作のタイトルもこのときの「ユージュアル・サスペクツ」から来ている。

さらに監督表記の「カーティス」も誤り。トニー・カーティスのCurtisとは違う。こちらはブダペスト生まれのCurtizでアクセントも発音も異なる。ゆえに表記はマイケル・カーティーズが正解。オリジナルの感覚を大事にしようよ。

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映画「カサブランカ」は、1943年・第16回アカデミー作品賞・監督賞・脚色賞を受賞。

いろいろな意見があると思いますが、あの気障なセリフ「君の瞳に乾杯」という訳は、

映画の流れからすると、実際には少しニュアンスが違う?ようですね。

字幕が映画の印象を変えて駄作にしまうことも多いですし、

逆に別の意味で感動させてしまうこともあるのかもしれません。


それでも「君の瞳に乾杯」って人の心を動かす言葉には違いないよねー♪♪






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4 リックはその後どうなったのだろう…。
4 君の瞳に乾杯…


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5 いまさらではありますが
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コメント
この記事へのコメント
 シタリ顔で正論を喋るのは小僧の小僧たる所以です。

 君の瞳に乾杯!・・・でイイではありませんか?

 イイ歳した大人の騒ぐことではないと
思うのですが如何?

 
2011/09/14(水) 10:55 | URL | #-[ 編集]
君の瞳に乾杯。

これは、翻訳家が酒豪で、こんなキザな台詞に訳したとの話。
翻訳の難しさの見本としても、よく取り上げられている台詞のひとつ。

このひと言がなかったら、また違った異なった。
2013/08/02(金) 13:29 | URL | もりまさゆき #-[ 編集]
なるほど、そういうことなのですね
言葉の解釈で映画をあらためて楽しめます♪

過去の映画でも字幕を読んでまったく意味が分からないのは
理解できない自分のだと思っていましたたが、
何十年かして翻訳家自身がアメリカ文化を理解してないのに(勘違い)、
さらに意訳しちゃってることが多いのに気がついて
改めて昔の名画だけでなくB級作品を見直してみて
こういう映画だったと気がつくことが多いです。
タイタニックは何回も映画館で見て(結構好きなのです)
画力で感動しましたが、一瞬?と思うところも
あった気がします。
2018/04/22(日) 07:57 | URL | yoshi #-[ 編集]
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