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●映画「ブロークバックマウンテン」みた

奇跡的な、
記念碑的な、独創的な、
あらゆる意味でぬきんでた映画。
そういった意味でこの作品は、アカデミー賞をとるべきだった。

今年のアカデミー賞作品賞は「クラッシュ」が受賞した。
だけど、もう質が違う。
「ブロークバックマウンテン」は段違いに上をゆく芸術作品だ。
クラッシュのような映画はいままでも何度もつくられてきた。
同じような脚本や内容、演出は多くあり、「クラッシュ」が
それらより特別に優れているという印象は受けない。

たしかに「ブロークバックマウンテン」よりも「クラッシュ」の
ほうが観やすくて、多くの人が楽しめる映画だとは思う。

しかし「ブロークバックマウンテン」は、深み、美しさ、哀しみの描き方。
撮影、演出、音楽、どれをとってもすばらしいのだ。
圧倒的なのだ。これ以上になく切ないのだ。

この奇跡的な傑作を撮ったアンリー。
勝負に出たんだな、と思う。
この題材で、まったく当たらない可能性もあった。
彼の「ハルク」「グリーンディスティニー」などは、
全然心に響かなかっただけに、このBMにには脱帽せざるを得ない。
いや、この映画を撮るために今までの作品は練習台だったのかもしれない。

内容に関しては、これほど人を選ぶ映画はないだろう。
男と男の性行為、キスシーンがある。
それは、私にはやはり気持ち悪いように感じる。
だけど、見ていくと、いつしかそういうことを超越していくものがある。

恋愛とは、恋するとは、人を想うとは、どういうことか。
人を愛すること。真の愛。想い。葛藤。
言葉では説明できない。
けれど「愛する人」「愛するもの」は存在する。
それは「ある」。
どうしようもないことなのだ。
この題材だからこそ、いままでにみた事もない、感じたこともない
不思議な恋愛感情が、そこに存在する。
切なく狂おしくやるせなく哀しい。
その感情が存在する。

それは見終わって、じわじわ、ボディーブローのように効いてくる。
映画の演出を思い返すと、改めて傑作だと思い知ることになる。
そして、あの音楽が、心のガビガビしたところにしみてくるのだ。


公式

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追記:スマステでSMAP稲垣吾郎のコメント。
「この男の気持ちがわかる。僕にも女の部分があり、そういう女目線で男を見ているときがある。これはとても切ない映画だとおもう。」それに対して香取信吾「そういえば、吾郎君にそういう目で見られているときある気がするなあ~」


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5 ジャックとイニスの世界
5 素晴らしい映画、素晴らしい音楽
5 唯一聞きながら涙するサントラ
5 よみがえる映像
5 映画の気分を部屋に持ち帰りたい人へ





◇以下原田監督日記より抜粋◇

「ブロークバックマウンテンの何が悪いのか」
ブロークバック・マウンテン」が良心作であることは間違いがない。が、名作か、と問われれば否である。

ぼくが感心したのは前半のブロークバック・マウンテンでの、大自然を背景にしたイニスとジャックの物語で、これは、一夏の羊番が終わって町へ降りて来たところで終了する。映画として香華を放っているのは、罪の意識にイニスが嘔吐するところまでだ。

厳密に言えば、作品が急激に失速するのは、ジャックとイニスの再会の瞬間で、このふたりの激情のキスをイニスの妻アルマに目撃させるという、あまりにも無神経なエピソードを提示して来た瞬間だ。

アルマはここで目撃しなくとも、後で魚籠のエピソードが出て来る。ジャックの登場でいきなりふたりの関係をアルマが知ってしまう作劇上の必要性はゼロなのだ。

■映画「ブロークバック」のイニスは妻を裏切ることの苦悩もない脳天気な恋する男である。父が同性愛のカウボーイをリンチ殺人してその無惨な死体を少年時代のイニスに目撃させたという「告白」は、なんの深みもない。

こういう見方ができる批評家はアメリカでも少なかったようだ。一流どころでは、わずかに、タイムのリチャード・シッケルとニューヨーク派の古豪アンドリュー・サリスだけが、冷静に「ブロークバック」に「失望」の評を書いている。

さらに言うなら、演技的な見せ場の魚籠の話にしても、小説的な机の上での発想であって60年代のふたりのカウボーイの愛にはふさわしくない。カウボーイは道具にこだわる。そういう本物のカウボーイが踏み込む同性愛ならば、ことにイニスのキャラならば、あくまでも、隠すための細心の注意を払う。

そもそも、この父親のリンチ殺人で語られるまでもなく60年代西部に於ける同性愛者への差別は驚くべき残虐度を伴う。危険を犯しても愛するから切なさが伴う。

その部分はイニスとジャックの関係には希薄だ。「エデンより彼方に」のデニス・クェイドに見られる繊細な用心深さのかけらもない。おまけに、イニスは「父の非道」を目撃した過去まであるのだ。そういう者が、魚籠のエピソードに集約される「無神経なゲイの証拠」を残すかといえばノーなのだ。

つまり、この繊細なる語り手を必要とする物語は杜撰なエピソードの積み重ねでどんどん信ぴょう性をなくしていく。

■ヒースとジェイクの中年の演技は学芸会のレベルだ。主役ふたりに、ぼくはなんの魅力も感じない。エンディングのヒースは最悪だった。

アン・リーの監督賞受賞は同じアジアの同世代の監督として誇らしく思う。それは、彼のこの一作への評価というよりも、監督賞の候補にすらならなかった「いつか晴れた日に」の功績への「お詫」であり作品賞と監督賞の候補になった人気映画「グリーン・ディステニー」へのアカデミー会員の思いであり、さらに付け加えるならば歴代の監督賞候補となりながら受賞を果たさなかったアジアの監督たちへのオマージュとして価値がある、とぼくは解釈する。




とこういう意見もありますが、
類まれなる名作であることには違いないとわたしは思います(笑)

その作品が好きな人に
嫌いな理由をとくとくと説明してもまったく響いてこないんですよね。
たとえば、音楽もそうでしょ。
感性感覚は人によって違うんだから。

一生懸命その音楽の嫌いな説明をコード進行が違うとか、
セオリーにそってないとか、それはありえないとか
論理的に説明されても好きな人にとって、心に響くわけないですからね。

なるほどと思うだけです。



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コメント
この記事へのコメント
TB、コメント、リンク、ありがとうございました。『クラッシュ』からもTBさせていただきます。
2006/03/24(金) 00:51 | URL | チュチュ姫 #-[ 編集]
こんにちは。履歴から来ました。映画に対する愛が一杯のブログですね。ブロークバック・マウンテン、実はまだ観ていないんですが、観たくなりました。

ランキング、ポチッとやっておきますね。また、遊びにきます。
2006/03/24(金) 02:56 | URL | シゲオ #-[ 編集]
チュチュ姫さま、シゲオさま訪問ありがとうございます。

トラックバック。
承認してるのにリンクされない。
設定がおかしいのかな。。
うーむ。
2006/03/24(金) 20:56 | URL | yoshi #-[ 編集]
私も同じトラブルありましたけど、TBの承認って、いっぱいあって、デフォルトで禁止されてるのがあるんですよ、なんだったかな、参照リンクを含まないTBとか、18歳未満の云々はダメとか・・・。その辺解除するといいかもです。
2006/03/31(金) 00:22 | URL | チュチュ姫 #-[ 編集]
おおっ
わざわざコメントありがとうございます。
しかし、いろいろやってもなぜか出来ない。

・トラックバック制限の設定 ⇒制限しない
・参照リンクを含まないトラックバック制限の設定⇒制限しない

にして、トラックバックをすべて承認しているんですけど
ダメなんですよねー

2006/03/31(金) 03:50 | URL | yoshi #-[ 編集]
あああっテンプレートを変えてみたら、なぜかトラックバックが反映するようになったようです。
お騒がせしました!!

それにしてもFC2blogはトラックバックの初期設定やヘルプがちょっと問題があるなあ。
2006/04/01(土) 09:29 | URL | yoshi #-[ 編集]
>それは見終わって、じわじわ、ボディーブローのように効いてくる。
映画の演出を思い返すと、改めて傑作だと思い知ることになる。
そして、あの音楽が、心のガビガビしたところにしみてくるのだ。


まさにこのとおり・・・です。

見て見て!!!って人に薦める映画じゃなく、縁があったら、心に何かを置いてってくれます みたいな映画ですね

2006/10/03(火) 23:01 | URL | Tomoko #mQop/nM.[ 編集]
>Tomokoさま
そうですねえ。
じわじわっと心の奥底にある
なにか琴線のようなものに触れる
言葉に表せない感動があります。
ゆえに、凄い映画なのだと、
思うのです。
2006/10/04(水) 19:44 | URL | yoshi #-[ 編集]
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