泣ける映画と本のblogです★彡泣けるもの感動したもの紹介してます。映画・本以外にも泣ける歌、面白ネタも紹介します。古い過去記事への拍手も宜しくお願いします♪リンクフリー

<映画関連News一覧> Amazonの売れ筋泣ける映画best10  DVD  CD 

839 名前:可愛い奥様 [sage] :2010/04/14(水) 23:50:35 ID:vSeNBkR80

Rの家は猫好きな一家で、野良猫に餌をあげているうちに
家中猫だらけになってしまったそうだ。
(高校の頃遊びに行ったが、ほんとにそうだった。)

そのうちの一匹の猫の話。
野良時代に餌をもらい、
それが何度か続くうちにRの家に住み着いた。
そして、五匹の子猫を生んだ。
しかし猫は病気だった。

出産後、餌は食べても吐いてしまうか、
もしくはひどい下痢だった。
だが、子供はまだ小さい。
猫はじっと耐えるように五匹の子猫達を守っていた。

あまりにひどそうなので、
見かねたRの母親が病院に連れていこうと近寄るが、
その猫は子供を取られると思っているのか、
決して触らせようとしない。怒り狂って引っ掻いてくるのだ。

次の日、猫はほとんど動けなくなっていた。
出産の疲労と病気による衰弱のためであろう。
猫の周りは、自らの汚物でいっぱいだった。

しかし、猫はいとおしそうに
五匹の仔をまんべんなくなめていた。
こいつは今日死ぬな。。
衰弱しきった猫をみてRはそう思ったそうだ。

そしてその夜、Rの母親が2階の自室で寝ていると、
もぞもぞと自分の布団の中で何かが動く。
それは子猫だった。

あれ?と思い電気をつけてみると、
他の四匹の子猫たちも自分の布団のまわりにいる。
子猫たちは寒いのか、
か細い声で鳴きながら布団に入ろうとしている。

そして、少し離れたところに、
あの病気の母猫が静かに横たわっていた。
もう息はしていなかった。

決して子供達に近寄らせようとしなかった母猫は、
最後の力を振り絞って
一匹一匹わが仔をここまで運んできたのだ。

死ぬ姿を人に見せないと言われるプライドの高い猫が、
寝室の真ん中で死ぬことを選んだのだ。
子供達を託すために。

これがRの家に住み着いた母猫の最期だった。
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nakeru.blog23.fc2.com/tb.php/3607-56a19308
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
★彡泣ける映画と本のblogです。映画の感想や泣けるもの全般を紹介してます。映画・本以外にも泣ける歌、面白ネタなどもいろいろ紹介します。古い過去記事への拍手もよろしくお願いします。毎日更新中です♪♪  ⇒【このblogTOPページをお気に入りに追加する】  & ⇒ ⇒ ⇒Amazonで買い物はこちらからどうぞ   
dvdTOP20   J-popTOP20  GAMETOP20  本のTOP20