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美しい国へ
美しい国へ
posted with amazlet on 06.10.01
安倍 晋三
文藝春秋 (2006/07)



安倍晋三の「美しい国へ」を読んだ。
その中でクリントイーストウッドの「ミリオンダラーベイビー」
についてわざわざネタバレしつつ感想をかいていた。

しかし。
イーストウッド映画を見続けていた人なら
あんな感想は書かないだろうなあと思った。

イーストウッドは民族、宗教への帰属などについて
理解はしているが、すばらしいなんて思っていない。
イーストウッド自身、国家というものを本質信じていないし、
常に皮肉もって描いてきた。

彼の思想の根源とは強力な個人主義だ。
イーストウッドの理想は国が介入しないで
自分の家を自分で守る社会なのである。

それは「大草原の小さな家」的な世界でもある。
「美しい国へ」で安倍晋三もこのドラマをあげているが、
イーストウッドの考える思想と、安倍氏の考える社会、
考え方とはまったく違う。

安倍氏がそこに見出したのは
単に、家族を大切にする社会であり、
それを目指すのはあたりまえの話である。

たしかに、保守的な、というくくりでイーストウッドと安倍晋三と
一緒であるが「ミリオンダラーベイビー」のいいたいことと
「美しい国へ」で語っていることと相反している。
相当にシニカルかつ曖昧で答えの出ない映画なのである。

もちろんイーストウッドの映画のよいところは
こうした安倍晋三のような見方も出来ちゃうから
多くの人から傑作と呼ばれるのだろうけれど。

いずれにせよあの深遠で重く哲学的でもある
「ミリオンダラーベイビー」を
あんなに簡単にぺらっと語って欲しくなかったというのが
率直な感想です。

また、郷愁的に映画「三丁目の夕日」を好きだといっていますが
それも薄っぺらいなぁって思ってしまいます。


追記
イーストウッドの思想とは倫理道徳を国家や宗教が人類に押し付けてはならないというリバータリズムという考えが根底にあり、安倍ちゃんの薄い理解とは到底相反することだけは間違いないのです


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2006/12/07(木) 21:41 | URL | yoshi #-[ 編集]
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