泣ける映画と本のblogです★彡泣けるもの感動したもの紹介してます。映画・本以外にも泣ける歌、面白ネタも紹介します。古い過去記事への拍手も宜しくお願いします♪リンクフリー

<映画関連News一覧> Amazonの売れ筋泣ける映画best10  DVD  CD 

『お嬢さん』のパク・チャヌク監督が選ぶ『私の好きな日本映画』

『乱れる』1964年
私が一番好きな日本映画ですね。私は主演の高峰秀子さんが大好きなんです。彼女は、あの時代にしては驚くほど自立した女性の魅力を感じさせます。それでいて、どんな階級の役を演じても、優雅で気品があります。この映画では、かなり感情のトーンを抑えた演技をしています。でも、成瀬(巳喜男)監督とカメラマンの正確なアングルと編集に助けられて、抑えた表情でありながら100通りぐらいの感情を適切に表現している。正直、私もあんな兄嫁がいたらいいな、と思います(笑)。〔パク・チャヌク〕

乱れる [DVD]
乱れる [DVD]
posted with amazlet at 17.03.15
東宝 (2005-07-22)
売り上げランキング: 102,984



『放浪記』1962年
また、高峰さんの出て来る作品ですがファンなので許してください(笑)。高峰秀子さんの魅力が満喫できる、彼女の演技のプレゼントをもらえる作品だと思います。『乱れる』が抑えた演技の最高峰だとすると、こちらは惜しげなくたくさんの表情を見せてくれて、大きな動きも見せてくれます。彼女が演じるヒロインは、社会のなかで男性達から蔑視されていますが、いつもそれを笑い飛ばしています。そんな主体性のあるヒロインを、高峰さんはとても美しく演じてみせてくれています。ちなみに本作の主人公"秀子"の名は、高峰秀子さんからいただきました。〔パク・チャヌク〕

放浪記 [DVD]
放浪記 [DVD]
posted with amazlet at 17.03.15
東宝 (2005-08-26)
売り上げランキング: 46,267



『清作の妻』1965年
高峰秀子さんに負けないほど大好きな若尾文子さんの魅力が遺憾なく発揮されている作品だと思います。周囲から無視されたり、軽蔑されたりしているヒロインが、自分の欲望に忠実に生きて幸せを見つけようとするのですが、彼女は間違った社会にいるので社会と衝突して破滅してしまう。最後まで自分に正直で主体的な女性を、若尾さんは魅力的に演じていました。〔パク・チャヌク〕

清作の妻 [DVD]
清作の妻 [DVD]
posted with amazlet at 17.03.15
KADOKAWA / 角川書店 (2014-06-27)
売り上げランキング: 53,407



『放浪記』も『清作の妻』も、自分の意志をしっかりもって社会のなかで生き抜いていくヒロインの話ですが、『お嬢さん』の秀子やスッキと重なるところがあります。私はそういう女性達が好きなのです。そういう女性達が頑張っている姿は本当に美しい。それは『お嬢さん』で描きたかったことのひとつです。秀子もスッキもひとりだと弱い立場にいて限界に来ていますが、二人が力を合わせることによって自由になれる。女性に限らず、社会的に弱者の人たちが、自分達が置かれた状況に屈服せずに立ち向かって行く姿は美しいし、そういう人達こそ英雄だと思いますね。〔パク・チャヌク〕


上記記事は、『Rolling Stone』 By Yasuo Murao 2017/03/11 16:00 よりの転載です


⇒わたくしのお嬢さんの感想

⇒わたくしのオールドボーイの感想
2004年のベスト1
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nakeru.blog23.fc2.com/tb.php/7175-9af582cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
★彡泣ける映画と本のblogです。映画の感想や泣けるもの全般を紹介してます。映画・本以外にも泣ける歌、面白ネタなどもいろいろ紹介します。古い過去記事への拍手もよろしくお願いします。毎日更新中です♪♪  ⇒【このblogTOPページをお気に入りに追加する】  & ⇒ ⇒ ⇒Amazonで買い物はこちらからどうぞ   
dvdTOP20   J-popTOP20  GAMETOP20  本のTOP20