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町山智浩ツイートより

町山智浩
私は小林よしのり氏の『東大一直線』は連載開始から読んでおり、心優しくひ弱な漫画狂太こそ氏の心の自画像だと共感して愛読していました。氏自身はゴーマニズム以後、傲慢不遜な東大通をペルソナにまとい強く逞しく変身しましたが、今も心の奥底には私が愛した漫画狂太がまだいるのだと信じています。 16:11 - 2018年11月18日

梶原一騎はツルゲーネフやリルケを読むような純愛を夢見るロマンチストで「巨人の星」の漫画青年牧場や「愛と誠」の岩清水が内面的な自画像だったが、その内面を守るためか、有り余る欲望のためか、ヤクザなペルソナ、ヤクザな鎧をまとってしまった。その二重性は「人間凶器」に描かれている。

強がらないで、本当の自分でいれば、もっと素晴らしい作品を生み出しただろうと思います。

僕が小林よしのり氏と一緒に石原慎太郎のインタビューに行った時、彼は自作のワイルドなキャラクターは自分ではなく弟(裕次郎)がモデルで、慎太郎自身は家にこもって本を読んでいるタイプだとはっきり言いました。ところが彼は自作のワイルドなキャラを自ら演じるようになっていきました。

肉体的に強いかどうかと無関係に、強さに憧れ、強さを演じるのは、繊細でひ弱な心だからこそです。本当に強い人は強ぶりません。勝とうとしません。勝ちを誇りません。弱い者こそ弱さを克服すべきものとして憎みます。自分も弱いから梶原、石原、小林氏らが強さをまとった気持ちがよくわかるんです。

でも、梶原一騎の作品は、強いものを描いたからではなく、岩清水的な、弱い者の視点を含んでいたからこそ人々の共感を得たのだと思います。漫画狂太の弱さに共感した自分は、小林氏の近年の作品に漫画狂太を見出すことができなくて、悲しいのです。

長渕剛さんも、そうやって強さをまとって変身していった人ですね。徴兵検査に不合格になって体を鍛えて右翼団体を結成した三島由紀夫にその原点があるのかもしれません。

でも、弱さこそは、弱い人々に共感できる強さの源だと思うんです。

人間のほとんどは弱いので、弱さを否定していくと恐ろしいことになっていくと思います。



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